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日本近代文学館とカフェBUNDANで文学に浸り、和館洋館を見学!駒場公園で1日楽しもう!

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

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目黒区駒場公園内にある『(財)日本近代文学館』は、近代文学関係の資料を中心に、収集・保存されている総合資料館・専門図書館。

館内にはカフェ『BUNDAN Coffee&Beer』があり、2万冊の書籍が観覧できます。

今回は、開催中の「太宰治|創作の舞台裏」の特別展、カフェに立ち寄った感想、
同じく駒場公園内にある「旧前田家本邸和館」と「旧前田家本邸洋館」も併せてご紹介します。

日本近代文学館で特別展を観覧

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

駒場公園の正門または東門から歩いてすぐ。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

広い敷地に建つコンクリート造りの近代文学館、1階にはBUNDANのテラス席が見えます。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

入り口の階段を登って扉を開けると、正面に受付カウンターがあり、左側には2階へ登る階段とBUNDANがあります。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

まずは、正面カウンターで特別展の入場券(大人一人300円)を買い、2階へ。

上がって右側奥に展示室があり、受付で券を渡すと『文学館観覧記念』がもらえました!

日本近代文学館の特別展お土産

ショップでも販売されている絵はがきで、旦那さんの分と2枚いただきました。

  • 志賀直哉肖像と「ナイルの水の一滴」
  • 石川啄木詩稿ノート 「呼子と口笛」

絵はがきは1枚90円、他にも40種類以上ありますので、集めるのも楽しいですね。

特別展 太宰治 創作の舞台裏

日本近代文学館で太宰治の特別展

今回の特別展は「資料に見る創作の舞台裏」に絞り、太宰治の生涯や活動した背景ではなく、残された「資料」光を当てて紹介されています。

原稿、草稿、ノート、構想メモ、自筆資料、旧蔵書への書き込み、地図など作品成立までの過程を見ることができます。

また、「お伽草紙」の完全原稿も初めて公開とのことでこちらもファンの方には必見です。

今回の特別展では太宰治のリアルな執筆作業の裏側を感じ取ることができ、見応えがありました。

原稿の端に米粒よりも小さな文字で何行も追記していたり、本人にしか分からないようなぐしゃぐしゃのマインドマップ?、何度も書き換えられていく原稿・・など、作品が完成するまでの流れには葛藤も垣間見えました。

なかなか見れない貴重な資料ばかりなので、ぜひこの機会にどうぞ。

太宰治特別展

2019年4月6日〜6月22日(土)
9時30分〜16時30分(入館16時まで)
休館日/日・月・第四木曜日、特別整理期間6月11日〜15日
観覧料300円 中学・高校100円

日本近代文学館で購入したお土産

1階カウンターには、日本近代文学館のオリジナルグッズも販売されています。

先ほどの絵はがきを始め、便箋、クリアファイル、図録、色紙、紙本、年誌、目録、館報など。

日本近代文学館で太宰治の特別展お土産

私が購入したのは『クリアファイル 太宰治「人間失格」』430円。

「人間失格」のタイトルが目に飛び込んできていい。シンプルながら個性的なクリアファイルです。

日本近代文学館の特別展お土産

文学館からのお知らせ『館報』100円。

日本近代文学館の特別展お土産

エッセイから館蔵資料、特別展について紹介されています。

例えば「文学の風景」「わたしの蔵書から」「古書店と目録」「駒場の四季」「所蔵資料研究-書き込み本」など。

今回の太宰治の特別展についても、編集委員の方からの説明が紹介されていますので、こちらもおすすめです。

遠くの方は>>日本近代文学館WEBショップもあり。

カフェBUNDANのテラスでのんびり

特別展を見終えたあとは、BUNDANで一息。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

1階の奥に入り口があり、入り口横にはチラシ棚、その横に休憩用の革張りソファがあります。

この日は満席でしたので、入り口手前の小さなスツールに「順番表」が置いてあり、名前・人数・お席(店内かテラス)を記入して待ちました。

テラス席に空きができたとのことで、館の扉から外に出てテラス席に回りました。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

店内とテラス席は繋がっていませんが、それがまた落ち着いていい感じ。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

天井が高く、涼やかな風がよく入り、音は自然の音だけ。

リラックスできる空間には、お酒がよく合うということでビールをオーダー。

お酒を飲むながら、ゆっくりと外の景色を楽しめました。

他にもフードメニューとドリンクもオーダー。

BUNDANのメニューは、小説に登場するものばかり!メニューを見ているだけでも面白いですよ。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

『レバーパテトーストサンドイッチ』
単品1000円 ドリンクセット1300円

谷崎純一郎の小説「夢食う虫」に登場する主人公の一人美沙子が、夫と子どもを置いて家を出ることを決めた場面で作っていたトーストサンドをBUNDAN風にアレンジしたもの。

さくさくパンとレバーパテがよく合って美味しかった〜。

日本近代文学館とBUNDANカフェ駒場公園

『鷗外 OUGAI』700円と『名探偵のティセーン』750円

それぞれ美味しいのはもちろん、メニューの説明を読むと、また一味深く感じます。

小説のメニューを再現したBUNDANで、本の世界に浸ってみてるにもいいですね!

駒場公園 旧前田家本邸和館

駒場公園旧前田家本邸和館

駒場公園の東門を入って左側に書院造りの『旧前田家本邸和館』があります。

1階の広間が一般に休憩所としても開放されており、玄関で靴を脱いで上がります。

駒場公園旧前田家本邸和館

座敷の窓から見える庭園は素晴らしく、落ち着いた雰囲気の中、静かに眺めることができます。

駒場公園旧前田家本邸和館

昔の建築美をそのまま見て触れることができる和館は、ふらっと立ち寄りにおすすめです。

有料施設の茶室もあるようなので、お茶会を開いても素敵ですね!

MEMO

【旧前田家本邸和館】
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
9時〜16時 無料

【和室の茶室】1800円
四畳半床付・水屋・寄付・待合
【和室】3200円
十畳床付・四畳大板の間
お問い合わせ:03-3460-6725

駒場公園 旧前田家本邸洋館

洋館には閉館時間に着いたため、館内に入れませんでした。

駒場公園旧前田家本邸洋館

玄関前の凝った模様の車寄せが、海外の洋館の雰囲気を醸し出しています。

駒場公園旧前田家本邸洋館

タイル張りの壁と化粧煉瓦がどっしりとした雰囲気ながら、どこか可愛らしい。

駒場公園旧前田家本邸洋館

こちらは南側、2階のバルコニーとアーチ型の支え、デザインと機能性を優雅にマッチさせてますね。

次回は、ぜひ館内を見学させていただきたいと思います。

MEMO

【旧前田家本邸洋館】
休館日:毎週月・火曜日(祝日の場合は閉館)
9時〜16時30分 無料

駒場公園まとめ

渋谷から2駅とは思えない完成な住宅街に、自然がそのまま残ったような雑木林に囲まれた駒場公園は、散歩はもちろん、館内見学やカフェなど見どころも多く1日ゆっくり楽しめます。

他にケルネル田圃(土壌研究に功績を残したオスカー・ケルネルの実習用田んぼ)、バードサンクチュアリ、じゃぶじゃぶ池、運動施設もあり、なんとバーベキューもできる場所もあるようです。

特別展や開館を確認してからお出かけくださいね。

日本近代文学館ホームページ

目黒区ホームページ駒場公園