こんにちは、今回はフッ素樹脂(テフロンなど)を一切使わないGreenPan(グリーンパン)をご紹介します。
素材は砂と同じミネラル成分、添加剤もなく、高温過熱でも有毒ガスを放出しないという環境と人に優しい製品。
ちょうどフライパンを買い替えようと思っていた時だったので、グリーンパン「ヴェニスプロ」とガラス蓋も一緒に購入してみたわけなんですが、これが使ってみてとってもよかった!
それでは早速口コミレビューします!
GreenPan(グリーンパン)とは
ベルギー発The Cookware Company(クックウェアカンパニー)の製品で、2007年にグリーンパン誕生。
食材だけでなく『ヘルシーで安全』に使えるクックウェアを追求し「サーモロン」というセラミックコーティングを発見し採用しました。
グリーンパンはフッ素樹脂を使わない「サーモロン・セラミック・ノンスティックコーティング」を軸に、性能をアップさせるべく今なお研究を重ねさせています。
Thermolon(サーモロン)とは
Thermolon™とは、サーモロンリミテッド社の登録商標です。
熱伝導性に優れ熱を均一に素早く伝えます。弱火〜中火での省エネ調理が可能です!
☆耐熱温度約450℃。
☆傷や摩耗、温度差ショックに強い。
グリーンパンの種類
メイフラワー | ●サーモロン | オーブン不可 |
ウッドビー | ●サーモロン | オーブン160℃まで |
ヴェニスプロ | ●サーモロン・インフィニティプロ ●IHマグニート加工 | オーブン220℃まで 食洗機対応 |
ヴェニスプロエバーシャイン | ●サーモロン・インフィニティプロ ●外面ステンレス加工 | オーブン220℃まで 食洗機対応 |
フライパンのサイズは各[20cm・24cm・26cm・28cm]ガラス蓋も別売りであります。
グリーンパンヴェニスプロ28cm口コミレビュー
私が購入したサイズは28cm。
理由は・・
❶食材同士くっつかずに一度に焼ける
❷油ハネが少ない(油がフライパン内に収まる)
以前は26cmを使っていたんですが、食材がくっついて1個ずつ返しにくいのと、食材や油の跳ね返りが多いのが気になって28cmにしたら解消。コンロ周りが汚れない♪
それと餃子をよく焼くので一度に焼きたい、大は小を兼ねるということでw
28cmは広い底面が使いやすい反面、重さはあります。フライパン返しにちょっと力が必要。
ブルーグレーのシックなカラーと、ダイヤモンド粒子のツヤとキラキラ感も素敵。
ハンドルの取り付けもすっきりスマート。
底面はIH加工Magneto(マグニート)にgreenpanロゴ。
底面に銅が閉じ込めてあり、熱を均一に伝え、底面が熱で歪む心配がありません。
直火でも熱伝導を妨げることはなく効率的に使えます。
オーブンでも使える耐久性の高いステンレスハンドル。下に膨らみのあるなめらかな形状です。
手のひらにフィットして握りやすく安定感があります。このハンドル、かなり使いやすい!
全体的にムダのないデザインとカラーが背景と馴染んで、キッチンがすっきりして見えます。(グレー&シルバーってオシャレ)
グリーンパンガラス蓋の詳細
ぐれ
シリーズ共通のガラス蓋。全面ガラスなので中の様子が見やすい!
オーブンOKの強化ガラスだけあって重さがあります。フライパンと合わせて持つとけっこう重い・・。
その分、しっかり蓋ができ過熱中でも蓋がガタガタ浮きません。また、蒸気も逃さず中までじっくり火が通ります。
シンプルなこの取手、洗いやすくて水跡も残らず清潔です。
グリーンパンの使い方
セラミックコーティングのグリーンパンは火加減と油がポイント!
◎とろ火(消えるか消えないかの炎)
◎弱火(中火の半分くらいの炎)
◎中火(鍋底にあたるかあたらないかの炎)
餃子を焼いてみました(ガス火)
ヴェニスプロ28cmなら餃子15個が並びます。
ガラス蓋をして弱火から始めて、中火である程度水気がなくなるまで焼きます。
蒸気口がないので水分が飛ぶまで時間がかかりますが、餃子のニオイがキッチンに充満しないところが◎。
蓋を開け弱火できつね色まで焼いて完成。
最後、ごま油を流した箇所が焦げ気味になりましたが特に味に問題なし!
中はじゅわっ〜、外パリパリ。とっても美味しく仕上がりました♫
焼いたあとは熱を冷まし、まだ少し温かいうちにペーパーで拭くと・・つるんと簡単に汚れが落ちました。
これなら続けて調理ができますね!
ガス火の場合は基本、弱火強で調理すれば焦げずにいい焼き具合になりますね、急がずゆっくり調理。
このツルツルを長持ちさせるべく、温度と油に気をつけて使っていきたいと思います!
グリーンパンで使う油について
ノンスティック加工(こびりつき防止)のフライパン全般ですが、油と温度に長持ちさせるコツがあります。
オリーブオイルは使える?
油にはスモークポイント(発煙点)と呼ばれる油から煙が出始める温度があります。これは油の種類で異なります。
例えばエキストラバージンオイルはスモークポイントが低いため、予熱時間・火加減に気をつけながら調理しないと焦げ付き・こびりつきの原因に。
✔油から煙がでないように温度に注意すること
私はエキストラバージンオイルを使うときは、オイル劣化させないためにも「とろ火」で調理しています。
飛び散った油は低温で焦げやすいためオイルスプレーは使用不可
炒めものに適したオイルは
炒めものに適したスモークポイントが高いオイルで、ヘルシーにコーティングを長持ちさせましょう。
- ピュアオリーブオイル
- ココナッツオイル
- アボガドオイル
- ギー、バター
- ごま油
- グレープシード
ビタベルデとグリーンパンの違い
よく比較されるビタベルデも、グリーンパンと同じクックウェアカンパニーの製品です。
こちらもグリーンアップルが目印「Thermolpn(サーモロン)」加工を採用しています。
色合いやデザインもそっくりだからグリーンパンと勘違いしますよね、、ビタベルデは価格帯が低いのでカジュアル版なのかな。
実は私も最初、お手頃なビタベルデを選んで購入したわけなんですが・・返品してしまいました、しかも2回。
なぜかというと、内側のコーティングに小キズ・極小の気泡が付いていたから。
交換しても同じだったのでビタベルデは諦めました。お値段以上であってほしかった。
そんなこともあり、サーモロン加工を強くしたグリーンパンのヴェニスプロにした、というわけなんです。
ちなみに、ビタベルデ以外にもクックウェアカンパニーと共同開発したアイリスオーヤマ「グリーンシェフ」があります。
こちらもダイヤモンドを融合させた「ダイヤモンドセラミックシリーズ」があります。日本の会社だと安心感がありますね。
ダイヤモンド粒子配合 | |
グリーンパン | ヴェニスプロシリーズ |
ビタクラフト | なし |
グリーンシェフ | ダイヤモンドセラミックシリーズ |
まとめ
グリーンパンヴェニスプロのお値段はちょっと高い・・ちょっと悩んだけど後悔してません。
同じ金額のブラウスや化粧品、毎日の食費と比べるとぜんぜん贅沢品ではないですよね。毎日使うものだし長く使える、しかも健康に直結する。
せっかくオーガニック野菜や調味料を揃えても、炒める段階で害があったら意味がないですから。
それにクオリティもやっぱ違う、いいもの使うと調理まで丁寧になる。きちんと作ろうとするし料理の腕も上がる。
キッチンウェアって大事ですね、買ってよかったー