お店や雑誌で見るたびに使ってみたいと思っていた、小さな鉄のフライパン『スキレット』を購入!
そんなスキレット初心者の私が、使ってみてわかったメリットデメリットをご紹介します。
使う前のシーズニングが面倒くさい
購入したらそのまま使わず、まず「シーズニングを行ってから使わなくてはならない」のがとっても面倒でした。
私が行ったシーズニング❶洗剤とたわしでよく洗い、❷水を入れて沸騰させ、❸さらに空焚き。
❹白っぽくなったら冷まし、❺オリーブオイルを全体に塗布して、❻煙がでなくなるまで火にかけます。
この時、台所に油の煙がもくもく広がるので、換気扇は強で!
❼冷めたら再度オリーブオイルを塗布して火にかけます。
またしても、もくもく油が!床も壁も汚れる〜。
❽鉄のニオイを消すためにくず野菜を炒めて捨て、❾水で洗い火にかけて水分を飛ばす。
最後に❿オリーブオイルを塗ってシーズニング完了。
これを数回繰り返す人もいるみたいですが、私はもうじゅうぶん・・。
油の煙で掃除が大変でした・・このときは買ったことを後悔しましたね。
おそらく、もともとキャンプやバーベキューで使うことがメインだと思われるので、野外でシーズニングならラクかも・・。
使う前から、けっこう疲れました。
スキレット使ってみて
スキレットはアツアツのまま食卓に出せて、お店気分も味わえる。
カレーやアヒージョを作りましたが、見た目も美味しさもアップしたように思えます。
でも、慣れるまでお手入れが大変です。
とくにシーズニングは台所が汚れますし(シーズニングのいらない商品がおすすめ)、収納時もオイルを塗ってしまうので、害虫に狙われないか心配。
メリットデメリットありますが、一度ブームに乗って試してみるのもありですよ。
スキレットの良かったところ悪かったところ
- 蓄熱性があって温かい料理が提供できる
- 遠赤効果で熱伝導率がいい
- フタを重ねれば無水料理ができる
- お手入れをすれば一生モノ
- オーブン、トースターからそのまま食卓にだせる
- 見た目がオシャレ!カフェ風になる
- 最初のうちはシーズニングが必要で面倒
- 洗剤でがガシガシあらえない
- 水分をきちんと拭かないとすぐ錆びる
- オイルコーティングをしないといけない
- 重いので枚数があると置く棚を選ぶ
- 柄が熱いのでミトンが必要
- とにかく油が出るのでキッチンが汚れる
シーズニング不要なスキレット
私も最近知ったんですが、さきほどの超面倒なシーズニングがいらないスキレットがあります!
LODGE(ロッジ)のスキレット
出荷前に大豆油でシーズニングを行っているそう!助かる〜。
これなら、もくもく煙と戦わなくてもいい。キッチンが汚れません。
取っ手が取れるLOGOS(ロゴス)
しかも鉄のスキレットなのに、取ってが取れる!
これならオーブンやトースターにもラクラク入ります。
ついでにIHでも可能。
私が次に買うなら、絶対シーズニング不要のスキレットにします!
赤錆防止のユニフレーム
熱による酸化鉄「黒皮」の鉄板。
やっかいな赤錆を防止する効果があるので、初心者にももってこい!
フタ付きだからダッチオーブンとして、圧力鍋・無水鍋・オーブンといった様々な使い方ができます。
シーズニングは不要でも最後はやっぱりオイル
使った後は、基本洗剤で洗わずお湯で洗います。
私はお湯だけ洗いがどーも気持ち悪いので、少し洗剤を付けて洗います。
洗ったあとは、❶火にかけて水分を飛ばし、❷ごくうす〜くオリーブオイルを塗って完了。
❸新聞紙でくるんで湿気のないところにしまいます。
水分が残ってると錆びてめっちゃ大変ですよ・・あのシーズニングもまたやらないといけません・・。
私も1度、赤サビと闘ったので、、もう〜面倒ったらないw
手間のかかる子なので、使い捨て感覚の安いものより、いいものを長く使って育てたほうがいいと思います。
長く愛用され、お手入れの行き届いたスキレットはブラックポットといって酸化膜ができ、黒く光るそうです!
ツヤツヤの黒いスキレットは、まさに勲章ものですね。