この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
オーガニックライフスタイルEXPOで出展されていた『アレッポの石鹸』。
そのブースでサンプルをいただきましたので、使ってみた感想をお伝えします。
アレッポの石鹸って何?
シリアにある古代都市アレッポで1000年前からの伝統的な手法で作られる石鹸。
石鹸発祥の地とされるアレッポは、1000年前からシルクロードと地中海を結ぶ交易地として、世界中から多くの商人が訪れた場所。
当時から特産品として、石鹸が高い人気を得ていたようです。
原料は、オリーブオイルとローレルオイル。
地中海地方原産のオリーブとローレルの実から摂れるオイル、アルカリ(水酸化ナトリウム)、わずかな水のみ。
オリーブは、シリア農園でオーガニック栽培されたものを使用。
ローレルは、地中海沿岸に自生する無農薬ローレルを使用。
3つの原料を、伝統的な石鹸製造方法(窯焚き)で石鹸の素地をつくり、枠に流して固めた後、切断し刻印。
その後、1~2年自然乾燥で熟成させて完成。
この熟成期間で、緑色から飴色に変わっていきます。
アレッポの石鹸は、1000年前から変わらぬ原料と製造方法で作られているのです。
アレッポの石鹸は肌にとって何がいいの?
オリーブオイルのオレイン酸は、人の肌とよく似たph(弱酸性)なので、洗い上がりが優しいということ。
通常石鹸は、アルカリと反応させてつくるので、洗ったあと一時的に肌が弱アルカリ性に傾きますが、アレッポの石鹸は汚れを落としつつも肌にはやさしく働きます。
また、ポリフェノール、ビタミンE、スクワランなどの成分も含まれていますので、肌に潤いを残すのです。
ローレルオイルは、フケ・痒みを取り、体臭を抑える効果があるとされています。
アレッポの石鹸は3種類
アレッポの石鹸には、ライト、ノーマル、エキストラの3種類があって、それぞれにオイルの比率が変わります。
ライトが一番マイルドです。
【ライト】
オリーブオイル98:2ローレルオイル
【ノーマル】
オリーブオイル90:10ローレルオイル
【エキストラ】
オリーブオイル60:40ローレルオイ
アレッポの石鹸で全身を洗ってみました
手に取ると、とても柔らかくて、手触りがなんともやさしい。
ローレルオイルのウッディーな香りがしますが、きつい香りではなく自然のいい香りです。
まずは洗髪から
よく髪を濡らしてから、石鹸を直接髪につけて、くるくると撫でると、少しずつ泡がたってきます。
1回目は、髪のシリコンコーティングや整髪料で、泡立ちが良くなかったのですが、2回目ではちゃんと泡立ちました。
頭皮を中心に指でゴシゴシすると、頭皮がスッキリする感覚があります。
その後すすぐと今まで感じたことないほどのキシキシ感が・・!
これはやばいとリンスをつけると、ウソのようにスルンとした指通りに。
このキシキシは、石鹸の弱アルカリ性のため。
そのためアルカリを中和させ、弱酸性に傾けるとなめらかになるよう。
とくにクエン酸リンスとの相性がいいようです。
髪が傷んでいる人ほど、キシキシ感を感じるみたい。
私はカラーリングもパーマもしているので、髪本来のツヤとは正反対・・なのでキシキシにビックリしました。
でも、髪を石鹸で洗うゴシゴシする感じがちょっと楽しかったです。
洗ったあと頭皮がキュッとして、髪を乾かさなくてもベタッとしなかったところも良かったです。
洗顔に使ってみました
ふつうに洗顔石鹸として、顔を洗いましたがとくにつっぱらなかったです。
すっきりとした洗い心地が、普通の洗顔石けんと変わらない印象です。
ボディーソープとして
タオルを使わず、手洗いしてみました。
柔らかいから持ちやすく、肌に直接石鹸を付けて洗いやすいです。
他の石鹸だと、手からすり落ちることが多いのですが、アレッポの石鹸は手になじむ絶妙なやわらかさがいいですね。
洗い流したあとは、さっぱりなのに潤いは残ってる感じもしました。
石鹸1つで、頭から体まで使えるってすごい
石鹸の容器が要らない、このシンプルさ。
性別も問わず、家族みんなで使えるから浴室もすっきりシンプルになりますね。
旅行の際にも、これ1つ持っていくだけ。
そしてお値段もお財布に優しい。
ライト500円、ノーマル630円、エキストラ900円。