南青山にある『岡本太郎記念館』に行ってきました。
すでに何度か訪れていますが、毎回企画展が変わることもあり、なぜか飽きない。
岡本太郎さん家に、散歩がてら遊びに行くような感覚です。
入り口手前にはカフェも併設されていて、入館しない人はカフェだけでも利用できますよ。
岡本太郎記念館はアトリエ兼住居だった
ここは岡本太郎さんが50年近く生活した場所で、芸術を爆発させた場所でもあります。
いたるところに絵画やモニュメントなどが飾ってあり、間近で鑑賞できます。
ちなみに玄関入って靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、靴はビニール袋に入れて持ち歩きます。
なので、脱着しやすい靴がいいと思います。
1階には、ミュージアムショップがあり、ユニークなグッズが数多く販売されています。
お土産人気はやっぱり「太陽の塔」、たしか3000円くらいだったはずですが、お財布がピンチなときは・・
1回500円のガチャガチャで、太陽の塔を狙うという手も。
ちゃんと1個ずつ認定書も付いていますよ。これはこれで、大人買いしたくなりますが。
私は未だ太陽の塔は出ておりません・・。
1階奥のリビングには、等身大の岡本太郎さんがお出迎え。
大きな窓から庭の光が差し込む素敵なリビングに、作品が盛りだくさん!
作品に囲まれたここでの生活を想像してしまいます。
岡本太郎さんのアトリエはパワースポット
吹き抜けのアトリエには、壁一面に無造作に絵画が保管されています。
完成したものなのか、途中なのかわかりませんが、宝探しをしたくなるざっくり感。
まるで制作途中で時間が止まったかのよう。
こちらのピアノは、与謝野晶子さんの家から譲り受けた幻のピアノらしいです。
岡本太郎さんは、ショパンからジャズまで弾きこなせる方だったようで、幼い頃から独学でショパンを弾いたということですから、まさに天才としかいいようがないですね。
このアトリエを眺めていると、なんだかパワーをもらえる気がして、私の中ではここはパワースポットになっています。
企画展「太陽の塔 岡本太郎が問いかけたもの」
基本的に企画展は、毎回2階で開催されています。
1階を見渡せる吹抜通路は少しドキドキしますが、家にあったらオシャレ。
私が訪れた際の企画展は、大阪万博の岡本太郎さんのテーマ館「太陽の塔」に込めた思いを紹介しています。
(現在は「太陽の塔への道」が開催中!2018年10月14日まで)
いままで設計図や写真でしか見れなかった大阪万博のテーマ館を、フィギュアで有名な海洋堂さんがミニチュア化にて再現しています。
全体模型で全容をみると、壮大な芸術作品だったのがわかります。
小型カメラを使って中に入りたくなりますね。
それぞれの会場も再現してあって、すごいリアリティ!
この芸術異空間を、実際に体験したかったな〜と思いました。
ちなみに今年の3月に太陽の塔は、耐震補強工事で修復&再生されました。
48年ぶりに一般公開(6月21日から)されるとのこと!
万博記念公園の太陽の塔オフィシャルサイトから予約できますよ。
私も大阪に行く機会にぜひ訪れたいと思います。
お庭の作品も必見
庭の小道にひっそりと、有名な「犬の植木鉢」が展示されています。
まるで植物に隠れてひょっこり顔を出しているみたいで可愛いです。
植物の中に紛れている作品もあるので、近づいて探すのも楽しい♪
過去に5体制作したという「歓喜の鐘」。
もともとは、名古屋の住職が岡本太郎さんに制作を依頼し、5体制作されたそう。
そのうちの1体がこちら。(他に石原慎太郎氏がもっているそうです)
かなづちで叩くとカーンと鳴リ響きますw
なんと奥には、岡本太郎さんが庭で太陽の塔を製作中でしたw
動き出しそうに超リアル!せっかくなので、岡本太郎さんと記念撮影しちゃいました。
ふと、上を見上げると2階から太陽の塔が!
まるでいきものみたいw
岡本太郎記念館入場料と行き方
何回訪れても飽きないですし、青山散歩の途中に立ち寄って、カフェのみの利用で一息つくのもアリです。
【開館時間】10:00〜18:00
【休館日】火曜日
【入場料】620円 小学生310円
【交通】表参道駅より徒歩8分
駅から出たらそのまま進み、マックスマーラの角を左へ曲がること。
カフェが多い道をひたすらまっすぐ歩き、スターバックスが見えたら次の交差点で左へ曲がり、少し歩くとヘンリー食堂が右手に見えます。
その角を右へ曲がると岡本太郎記念館の旗がみえます。
グーグル・マップのストリートビューで表参道駅から進んでいくと分かりやすいです。
なんと岡本太郎記念館の中も見れます!
公式サイトには、100円引きになるインターネット特別割引もありますので、チェックしてみてくださいね。