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東洋文庫は、アジア全域の歴史と文化に関する東洋学の研究図書館。
シックな建物内には『東洋文庫ミュージアム』と『オリエント・カフェ』があります。
貴重な古書や重要文化財に触れ、カフェで一杯楽しむ・・そんな優雅な時間を楽しめる東洋文庫をご紹介します。
東洋文庫ミュージアム アクセス・料金・所要時間
場所は六義園の側、駒込駅または千石駅から歩いて約8分程度。
詳しくは東洋文庫ミュージアム公式【ご利用案内・アクセス】をご覧ください。
建物に入ってすぐのミュージアムショップカウンターにて、入場料を支払い、入館証代わりのシールをもらいます。
入場料は一般900円ですが、六義園の半券があれば700円に割引してくれます。
所要時間は、ゆっくり鑑賞しておよそ40〜60分程度、私はお土産購入含めて約60分でした。
音声ガイドアプリ
音声ガイドアプリ「Pokke」にて『時空を超える本の旅』が配信されています。
声優の駒田航さんによる解説と癒やしの音色で、館内の見どころを優しく解説してくれます。
【要時間30分 無料】
東洋文庫ミュージアムの見どころ
ミュージアム側から見て奥がミュージアムショップ、真ん中のガラス扉から入場します。
オリエントホール
2階まで吹き抜けになった1階オリエントホールでは、東洋文庫所蔵の全容、日本最長展示ケースには「世界の言語で記された古書」を展示。
また、画像を見ても分かるように東洋文庫ミュージアムは、撮影可能です!
建物だけでなく、貴重な古書など間近で撮影できますよ。
モリソン書庫
東洋文庫の中で最も有名なモリソン書庫。
オーストラリア人ジャーナリストG.E.モリソンが収集した約2万4千冊のコレクションです。
重厚な雰囲気と天井まで続く圧倒的な古書の数々・・見上げると圧倒されます!
まるでタイムトラベルの世界に迷い込んだような空間は、その場にいるだけでワクワクします。
触れることはできませんが、時間を忘れて1冊1冊背表紙に見入ってしまいました。
中央に革張りソファもありますので、知的空間でゆっくり思いを馳せてみては。
クレパスエフェクト
展示物を守るために照明を極限まで落としたという通路。
画像で見るよりも、もっと暗く、闇の中に光が射しています。
床面にはクレパス(奈落の底)が!時空のゆがみが生じた結果を表現しているそう。
奈落の底に見える効果「クレパスエフェクト」の実際の深さは・・、なんと10cm!
私は10mと勘違いしたぐらい・・どう見ても10mはあったんです・・ずっと見てるとなんか怖い。
スカイツリーの透明な床よりもゾッとしました。(一緒に行く人には内緒で)
展示室 北斎展
メインテーマに沿った展示が年に3回ほど行われている展示室。
今回の伺った際の展示は『東洋文庫の北斎展』。※すでに終了しています。
東洋文庫で所蔵する約50点の中から、最初期〜晩年までの幅広い作品(庶民向け版画、絵本、肉筆画など)が展示されていました。
また、北斎の娘さんの作品や状態の良い浮世絵のコーナーもあり見応えありました。
解説パネルやスタンプ版画など楽しめる工夫もあって良かったです。
もちろん国宝も見応えあり!こちらも撮影OKなので、あとで改めて鑑賞できます。
「国宝の間」では毎月展示替えするそうなので、何度来ても飽きませんね。
レストランで混雑を避けるなら隙間時間
一通り鑑賞したら『オリエント・カフェ』へ。
ミュージアムの入口横に扉があります。(従業員入口と間違えそうな扉)
店内は撮影していませんが、となりのテーブルと距離があり、ゆったりと食事を楽しめます。
庭園シーボルトガルテンを眺めたいなら窓際、静かに過ごしたいなら照明が落ち着いた壁際がおすすめです。
この日はランチとディナーの間に伺ったので全く混雑しておらず、アラカルトとワインで優雅に過ごさせてもらいました。
帰りはミュージアムを通らず、レストランの建物からに出ました。
レストランのみの利用なら、ミュージアム駐車場からも入れます。
ミュージアムショップでお土産を買おう
1階入口にあるミュージアムショップ『マルコポーロ』でオリジナルグッズを購入しました。
- クリアファイル 各290円
- ボールペン 220円
- トートバッグ 580円
クリアファイルは全部で7種類あり、私が選んだのは「ブラウ アジア図 1635年アムステルダム刊」と「モリソン書庫」です。
色使いがオシャレなボールペンは、三菱1号館のオリジナルグッズ。(設立者は三菱第三代当主 岩崎久彌氏、三菱は支援会社です)
トートバッグは、サイズ2種類、カラー4〜6種類。
小:赤・黒・オフホワイト・ネイビー
大:赤・黒・オフホワイト・ネイビー・ブラウン・グリーン
カレッジ風のグリーンも良かったなぁ。
文庫ミュージアムのトートらしく、書籍の収まりのいい大きさ(縦20×横24センチ)。
意外と5冊くらい入って丈夫でお値打ち、私は購読中の書籍入れにリビングで使ってます。
ワンポイントでボールペンを付けると可愛いですよ♫
東洋文庫ミュージアムまとめ
六義園の庭園散歩とミュージアム鑑賞、そして落ち着いた大人カフェで休憩。
なんとも静かで充実した一日が堪能できました。
やっぱり、図書館ミュージアムはいいですね!
他にもおすすめの図書館ミュージアム&カフェの記事『日本近代文学館とカフェBUNDANで文学に浸り、和館洋館を見学!駒場公園で1日楽しもう!』もご覧ください。